色はシルバー1色でしょうか?金メッキは可能?

メッキの色自体はシルバーですが、メッキ後にトップコートでコーティングをします。
このトップコートにさまざまな色をつけることで、様々なバリエーションのメッキにすることができます。 

メッキ部の変色・耐久性はどうですか?

よく、銀鏡メッキは白くボケたり、黄色っぽくなったりするというお話を聞きます。
弊社システムは、銀鏡メッキ安定化技術や金属塩改質技術により安定した加工が可能です。
従来の銀鏡メッキの課題であった「黄変・剥離・シケ(腐食性欠陥)」を克服しました。
また、耐久性は、ウレタン塗装と同等です。

塗り始めから製品完成までの日数は?

アンダーコート乾燥に70℃で2~3時間。メッキ加工時間は数分。メッキ乾燥が1時間。トップコート乾燥に1時間ですが、作業時間も考え、通常3日程度で完成できると思います。

ゴミ・ホコリなどはどうですか?

アンダーコート(メッキ前の塗装)塗布後は、磨くことはできませんので、ゴミが付かない塗装が必要となります。塗装ブースなどでの塗装をお勧めします。

メッキ工程で排水を下水に流しても問題ないでしょうか?

弊社システムにおける排水の分析結果は、下水に流せる基準をクリアしております。排水の濁り成分のほとんどは銀です。汚泥を乾燥してためておいていただければ、有価物になります。
しかしながら、床面(地面)に落ちた余分な薬剤(排水)も化学変化し、黒っぽく染まります。床面がコンクリートなどですと、その黒い汚れは、なかなか落ちません。
また、加工の仕方により、排水がアルカリ基準値をオーバーすることもあります。この場合は、酸で中和するなどしてください。

他社システムとの違いは何ですか?

基礎となる化学反応は、銀鏡反応と呼ばれ、同じと思われます。
弊社のお客様で、以前他社システムを購入され、メッキを行っていたが、どうしてもうまくできず、弊社システムに買い替えられた方がいらっしゃいます。
そのお客様のお話だと、
・仕上がりがぜんぜん違う。
・他社システムだと成功確率は3割程度。タイヤホイール4本がすべて違う仕上がりになる。
・他社システムだと大きなものをやると、白くボケてしまう。
というお言葉をいただいております。
使用する薬剤が違います。また、スプレー機器も違います。
この技術の開発は、最初は販売を目的としておらず、自分たちが綺麗なメッキがしたいことからスタートしています。メッキ前の下処理から、最終仕上げまで、自らトライ・アンド・エラーを繰り返し、加工をしてきました。そのノウハウの蓄積があります。